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2023/09/21

歯科特殊健康診断

こんにちは。院長の福原です。
来月10月8日は、「オクトーバー」＋「歯」で
『奥歯の日』と言われているそうです。
面積が大きく、
磨きやすいように思える奥歯ですが、
意外にも歯みがきの際にはコツが必要で、
磨き残しがおきやすい歯でもあります。

歯並びや発音に関しても
大切な役割をもっていますので、
この日を機に、お口の健康を
見直してみるのはいかがでしょうか。


さて、先日、
歯科特殊健康診断に行ってきました。





事業者は、
歯や歯茎に有害な物質を取扱う業務に
常時従事する労働者に対し、
歯科医師による定期的な健康診断を
行う必要があります。

労働安全衛生法によって定められており、
これを歯科特殊健康診断と呼びます。

歯科特殊健康診断では、
歯の酸蝕症などの化学物質による
健康への影響の調査と労働衛生管理を実施します。

酸蝕症とは
強い酸により歯が溶けてしまう症状で、
みかんやレモンなどの柑橘類、
炭酸、酢、栄養ドリンク、ワイン、
スポーツ飲料などの飲み物、
ビタミン剤やサプリメント、
あるいは胃酸などに歯が
長時間触れることによっても起こります。


歯科特殊健康診断で診るように、
かつてはメッキ工場やガラス工場で
酸性のガスを吸いこむことが原因で発生する、
職業病の一種でした。

しかし、最近では先ほど挙げたような、
酸性飲食物の過剰摂取が
原因となる場合が多く、
生活習慣病としての側面もあります。

誰しもがなり得る酸蝕症。
皆さんも、酸性の食品の
食べ過ぎ・飲み過ぎには
十分注意してください。


今後も歯科医として様々な立場から
皆さまのお口の健康維持に尽力してまいります。





エフ・デンタルクリニック
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